さくらインターネット、前後列アイルキャッピング方式を採用したホスティング専用データセンターのラックを増設

国内最大級のバックボーンネットワークを有しインターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネット株式会社（本社：大阪市中央区、代表取締役社長：田中 邦裕）は、堂島データセンター（大阪市北区）のホスティング専用フロアのラックを増設し、2009年11月10日より運用を開始いたします。

当社は、本町、堂島（いずれも大阪市）、池袋、東新宿、西新宿、代官山（いずれも東京都）の6データセンターにおいて、専用・共用ホスティングおよびハウジングサービスを提供しております。この度、好調なホスティングサービスの需要に応えるべく、2009年2月に増床し、4月より運用を開始した堂島データセンターのホスティング専用フロア空きスペースにおいて第２期工事を行い、新たにサーバラックを76基設置いたしました。

当第2四半期では、当社の専用ホスティングサービスの売上高は前年同四半期比16.3%増、共用ホスティングサービスでは25.8%増と好調な受注状況であり、2009年4月には、専用ホスティングサービスのサーバ稼動数が10,000台を突破、同じく2009年8月には、共用ホスティングサービスである「さくらのレンタルサーバ」の契約件数が20万件を突破しており、今回のラック増設は、今後のホスティングサービスの増加需要を勘案したものです。

また、増設した堂島データセンターのホスティング専用フロアでは、ラックの前後列通路を両方ともに覆い、冷気を囲い込むアイルキャッピング（※1）と、高開口率で通風性に優れたデータセンター専用ラックを採用し、自社開発の省スペース・省電力サーバを利用することで、空調効率の改善とサーバの収容効率を高め、省エネルギーとデータセンタースペースの有効活用を図っております。

さくらインターネット堂島データセンター ホスティング専用フロア

当社は、今後も継続してホスティングサービスの拡充と、データセンターの全体最適化によるコスト削減に務め、お客様にご満足いただける高品質でコストパフォーマンスに優れたサービスの提供を目指してまいります。

尚、ラックを増設した堂島データセンターの概要は以下の通りです。

堂島データセンターの概要

以上