さくらインターネット、ABEJAと資本・業務提携

インターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネット株式会社（本社：大阪市中央区、代表取締役社長：田中 邦裕、以下「さくらインターネット」）は、画像解析によるビッグデータ分析等を行う株式会社ABEJA（本社：東京都港区、代表取締役CEO：岡田 陽介、以下「ABEJA」）の第三者割当増資を引受けるとともに、業務提携契約を締結いたしました。

ABEJAとは

ABEJAは、画像解析（取得した画像から特徴的な箇所を抽出し、規則性などを認識させる技術）、コンピュータビジョン（実世界の情報をデジタルデータに変換し、コンピュータ上で変換・解析をする技術）を含む、機械学習（人間が自然に行っている学習能力と同様の機能をコンピュータで実現しようとする技術）のテクノロジーの研究開発に取り組むとともに、それらの技術を活用し、ビッグデータ分析やO2Oの事業開発を行っているベンチャー企業です。

資本・業務提携について

マーケティングにおけるビッグデータ分析は、さくらインターネットの成長機会になり得る領域として注目しております。さくらインターネットは、ABEJAの今後の事業規模拡大を見据え、安定したインフラ提供を担う企業としてのサーバインフラ支援はもちろん、さらに資本関係を持つことにより、株主としての立場から広報・技術・経営支援等を通じて、ABEJAの成長を支援し、ともに規模拡大をめざしてまいります。

さくらインターネットは、大阪、東京、北海道の3都市に計5つのデータセンターを所有し、スケールメリットと柔軟性を兼ね備えた、コスト競争力の高いデータセンターサービスを提供しております。これらを活かし、スタートアップ向けサーバ支援プログラムとして「さくらのクラウド」「さくらの専用サーバ」等各種サーバサービスの無償提供や、各種セミナーを共催する「さくらのスタートアップ！」を実施しております。ABEJAへの支援をきっかけに、これまで以上にベンチャー企業の成長をサポートしてまいります。

以上