さくらインターネット、アストロ数理ホールディングスと協業し、
大規模売上データを瞬時に処理する高速分析サービスを提供開始

インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：田中 邦裕）は、株式会社アストロ数理ホールディングス（本社：東京都世田谷区、代表取締役社長：日下 康幸、以下「アストロ数理」）と協業し、大規模売上データを瞬時に処理する高速分析サービス「さくらのセールスアナリシス powered by アストロ数理ホールディングス」（以下、「本サービス」）を、2017年4月6日より提供開始します。それに伴い、本サービスを2017年4月30日まで無料で利用できるキャンペーンを実施します。

本サービスは、店舗やPOSからリアルタイムで集計するレシートなどの売上情報を、オンメモリーデータベースで高速に分析するBI（ビジネスインテリジェンス）サービスです。1億レコード(※1)を約1秒で解析処理する実績をもつ分析基盤により、これまで何時間もかけていた分析処理時間を削減し、経営戦略や新たな販促施策の検討など、業績向上のための業務に時間を充てることが可能です。店舗別・商品別の販売実績や、顧客層別の販売実績など重要な販売戦略の決定に必要なデータのレポーティングができます。

分析エンジンには、アストロ数理が開発した純国産のオンメモリーデータベースシステム「Core Saver®」を採用しています。「Core Saver®」は、大量データの高速処理が求められる証券取引所や大手アパレルチェーンなど、25年以上に渡り幅広い業態への導入実績があります。本サービスは、「Core Saver®」を基盤に売上分析に特化したサービスです。より詳細なデータ分析、独自の顧客管理や基幹システムの導入などについては、アストロ数理にて開発が可能です。

最低月額利用料金は、レコード数上限が1,000万レコードのプランで2万円（税込）です。4月30日までのキャンペーンでは、1,000万レコードプランを無料で利用できます。

なお2017年5月に、料金プランと新機能の追加を予定しています。提供開始時は1,000万レコードプランのみとなる料金プランにおいては、上限レコード数に応じた料金プランを拡充します。さらに、分析データをグラフで可視化できるダッシュボード機能を追加します。

さくらインターネットでは、他社と協業しサービス提供を行う「さくらのXaaS（X as a Service）」の取り組みを推進しています。本サービスは、「さくらのクラウド」のコントロールパネルから利用できる初のSaaS（Software as a Service）です。今後もさらにこのような協業ビジネスを拡大し、インフラサービスだけではなし得ない新しい顧客層の獲得を目指します。

アストロ数理は、本サービスの提供で、より多くのお客様に分析性能をお試しいただくと共に、ビジネスの拡大を図ってまいります。

本サービスについて

提供開始日

2017年4月6日（木）

提供開始時の料金プラン

1,000万レコードプランを2017年4月30日まで無料で利用できます。本プランでは、例えば1店舗あたりの月間売上が1,700万円規模で10店舗展開の飲食チェーン店において約3年分の売上データを分析可能です(※2)。

分析方法一例

クロス集計

1つの分析に対して、異なる2つの条件軸を設ける集計方法です。

例：「先月の売上」を「日単位」「全国の支店単位」で集計

トレンド分析

曜日や日付などの時系列変化からデータの傾向を分析する手法です。

例：「商品別」の「3ヶ月間（1シーズン）の日別売上」を集計し、その推移や前年数値との比較を行い、トレンドを検証

今後の予定

2017年5月（予定）に上限レコード数に応じた料金プランの拡充・新機能の追加を行います。

新料金プラン

新機能

「ダッシュボード機能」：分析データをグラフで可視化する機能です。

※画像は開発中の画面です。画面仕様が一部変更になる場合があります。

サービスサイト

料金や機能の詳細は以下ウェブサイトをご覧ください。

https://cloud.sakura.ad.jp/specification/sales-analysis/

ロゴ

※1以下画像のとおり、レシートの明細の1行分が1レコードです。

※2 計算方法詳細については以下ウェブサイトをご覧ください。
https://cloud-news.sakura.ad.jp/salesanalysis/

※ プレスリリースに掲載されている内容は発表時点の情報です。その後、予告せず変更となる場合があります。