さくらインターネットと丸の内ダイレクトアクセスが共同で、
メトロファイバーを用いた広帯域ストレージネットワークの実証実験に成功

インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：田中 邦裕）は、丸の内ダイレクトアクセス株式会社（本社：東京都千代田区、取締役社長：桑田 尚志、以下「MDA」）と共同で、大容量データアクセスに特化した広帯域ストレージネットワークの実証実験に成功しました。

本実証実験は、昨今過熱している企業におけるデータ解析ニーズに必要な広帯域ストレージネットワークについて、より効率的なデータ転送環境の実現に向けた改善策を考察するものです。

本実証実験では、MDAの丸の内・大手町データセンター間を、同社が大手町・丸の内・有楽町地区に保有する光ファイバーケーブルを用いて接続し（ファイバー長：3.6km）、さくらインターネットの組織内研究所であるさくらインターネット研究所が技術検証を行う形で、安価に大容量データ転送を可能とする40Gbit/s Ethernetの広帯域ストレージネットワークの構築および検証を実施しました。

本実証実験の成功により、東京都内に敷設済みのメトロファイバー網を用いることで、データ解析基盤をデータセンターやパブリッククラウドに構築する場合に懸念されるデータ転送通信帯域のコスト増が改善されることがわかりました。メトロファイバーが利用可能なビジネス地域において、安価に広帯域ストレージネットワークの構築が可能となり、データ解析などで必要な大容量データアクセスの実現が期待できます。

さくらインターネットは、より多くのお客さまに快適なデータセンター環境の提供を目指して、今後も研究開発を推進してまいります。