インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕)は、2020年6月10日(水)より、CDN※1とさくらのレンタルサーバ/マネージドサーバを自動連携し、ウェブサイトを高速で安定して表示できる「コンテンツブースト」機能の提供を開始いたします。
コントロールパネル上の設定画面(サンプル)
「コンテンツブースト」機能とは、CDNサービスを数クリックの簡単操作で利用開始できるサービスです。当社で提供するCDNサービス「ウェブアクセラレータ」と連携し、利用に必要なサーバー設定などが自動で行われます。CDNサービスは利用にあたり、ウェブサーバーやネームサーバー(DNS)の知識が求められるため、スキルや経験のあるエンジニアでないと設定が難しい側面がありましたが、当機能を利用すると、これらの設定が自動で行われるため、手軽に活用することが可能です。
「コンテンツブースト」機能を利用することで、さくらのレンタルサーバ/マネージドサーバ上で運営されているウェブページの表示が高速化されます。さらに、CDNを経由することでリソース制限がかかりにくくなるため、アクセス集中による503エラー、504エラーに起因したウェブサイトが表示されない状態を回避できます。
さくらインターネットは「『やりたいこと』を『できる』に変える」の理念のもと、より便利なサービスの拡充に努め、今後もお客さまのビジネスの発展に貢献できるインターネットインフラサービスの提供を目指してまいります。
※1 CDN(Content Delivery Network)とは
オリジンサーバー(お客さまが利用するサーバー)のデータをCDNサーバーへとキャッシュし、データの配信を肩代わりする技術です。大量データ配信に特化しており、大量配信用の広帯域回線、高負荷に耐えられるハイスペックなサーバーを複数用いています。CDNは、主にテレビ局や天気予報サイトなど、大量のアクセスを処理する必要のある大規模商用サイトで利用されています。
「コンテンツブースト」機能について
対象サービス
さくらのレンタルサーバ/マネージドサーバ
料金(税込)・対応プラン
※従量課金に移行せず、従量課金を行わない設定も可能です。
初期設定の場合、100GBを超えると「コンテンツブースト」機能は停止し自動的に利用しない状態へと切り替わります。
※従量課金時、転送量上限を設定することが可能です。利用容量を設定しない場合、転送量上限なくご利用いただけます。
※「コンテンツブースト」の利用を停止してもウェブサイトの表示はさくらのレンタルサーバ/マネージドサ―バによって継続されます。
提供開始日
2020年6月10日(水)
サービスサイト
https://www.sakura.ne.jp/function/contentboost/
参考情報
さくらのレンタルサーバ/マネージドサーバについて
さくらのレンタルサーバ/マネージドサーバは、コストパフォーマンスの高い共用ホスティングサービスとして、個人からSOHO、中小企業はもちろん、学術系や官公庁など幅広いお客さまに利用されております。2019年7月にサービス提供開始から15年を迎え、契約件数が45万件を突破しました。
さくらのレンタルサーバ/マネージドサーバ
https://www.sakura.ne.jp/
ウェブアクセラレータについて
ウェブアクセラレータは、「さくらのクラウド」コントロールパネルから提供する国内向けCDNサービスです。オリジンサーバーの内容をキャッシュ配信し、ウェブサイトのアクセス集中による表示速度の低下やサーバーダウンを防ぐことが可能です。さくらインターネットの広帯域バックボーンを利用して大容量の回線を東京・大阪の2拠点へ設置。低速な共用回線でコンテンツを配信している場合などに大幅な高速化が見込めます。
ウェブアクセラレータ
https://www.sakura.ad.jp/services/cdn/
※プレスリリースに掲載されている内容は発表時点の情報です。その後、予告せず変更となる場合があります。
※記載されている会社名・製品名は、当社の商標、もしくは登録商標です。
さくらインターネット株式会社について
本 社:大阪府大阪市北区大深町4番 20 号
設 立:1996年12月23日
従業員:539名
資本金:22億5,692万円
売上高:219億8百万円(2020年3月期)
URL :https://www.sakura.ad.jp/corporate/
この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
さくらインターネット株式会社 広報担当
TEL:03-5332-7070 問い合わせフォーム:https://sakura.f-form.com/sakurapr