さくらインターネットが経済産業省事業として運用する、クラウド上で衛星データの分析ができる日本発の衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の開発・利用促進を行うアライアンス「xData Alliance(クロスデータアライアンス)」のデータ収集領域(衛星データを収集し、「Tellus」におけるデータ保存方法の検討)のメンバーとして、株式会社パスコが2020年6月19日に加入されました。
株式会社パスコは、2005年から衛星事業を開始し、ASNARO-1(アスナロワン)やALOS-2(エイロスツー)をはじめとした衛星データの普及と流通促進に努めるとともに、衛星データを活用したソリューションを創出し、社会の課題解決に尽力しています。また、2020 年度に打上げが予定されている「先進光学衛星( ALOS-3:エイロススリー)について、地上システム開発、衛星運用およびデータ販売を含めた事業を実施しています。
xData Allianceは、「Tellus」の開発への貢献と利用促進を目的として2018年7月31日に発足し、現在、宇宙産業関連企業を含めた32の事業者・研究機関・団体が加入しています。各メンバーは、現在行っている事業の知見を生かし、主にカスタマーの視点からの提言(プラットフォームの使いやすさ向上のための提言など)を通じて、「Tellus」の開発に貢献します。利用促進においては、データサイエンティストを対象としたセミナーやコンテストの開催、衛星データと組み合わせるさまざまな地上空間情報の収集、ウェブでの情報提供などを実施してまいります。
参考情報
・株式会社パスコについて
https://www.pasco.co.jp/
・「xData Alliance(クロスデータアライアンス)」について
https://www.tellusxdp.com/ja/xdata_alliance/
・「Tellus(テルース)」について
https://www.tellusxdp.com
・さくらインターネット、日本初の衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の開発・利用促進を行うアライアンス「xData Alliance」発足〜宇宙データのオープン&フリー化で多様な宇宙ビジネス創出を牽引〜(プレスリリース)
https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/pressreleases/2018/07/31/1968197591/