クラウドコンピューティングサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕、以下さくらインターネット)は、自社で運営する石狩データセンターにて水力発電を中心とした再生可能エネルギー電源へと2023年6月1日より変更しました。これにより、石狩データセンターにおいて二酸化炭素の年間排出量はゼロになります。
さくらインターネットではこれまでも、石狩データセンターはクリーンなデータセンター運用を目指し、様々な取り組みを行ってまいりました。今回の電力切り替えもその一環です。
表:石狩データセンターの省エネルギー化に向けた取り組み
年月 | 取り組み内容 |
2013年3月 | 直流給電システムの本格稼働 |
2015年8月 | 石狩太陽光発電所を開所 |
2015年9月 | 超電導直流送電システムの通電試験に成功 |
2021年6月 |
LNG・ガス火力発電を主とした電力へ変更し、 年間CO2排出量の約24%にあたる約4,800トンを削減 |
2022年6月 | 非化石証書を活用した電力へ変更し、実質CO2排出量ゼロを実現 |
2023年6月 | 再生可能エネルギー電源100%に切り替え、CO2排出量ゼロを実現 |
さくらインターネットは「『やりたいこと』を『できる』に変える」という企業理念のもと、今後もデータセンターを基盤としたサステナブルなクラウドサービスを通じて、社会のDXを支えると共にSDGsの実現に寄与してまいります。
石狩データセンターについて
さくらインターネットが運営する北海道石狩市の石狩データセンターは、クラウドコンピューティングに最適化した大規模データセンターとして2011年11月に開所しました。北海道の冷涼な外気を活用した外気冷房によるエネルギー効率の向上、建物から設備にいたるまでの徹底したモジュール設計による柔軟性、東京ドーム約1個分という広大な敷地によるスケールメリットが特長です。
参考情報
さくらインターネット、6月1日より石狩データセンターの電力を再生可能エネルギー由来へ変更し、実質CO2排出量ゼロを実現(2022年6月1日発表)
https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/newsreleases/2022/06/01/1968209729/
さくらインターネット、サステナブルなデータセンター運営を目指し、石狩データセンターが調達する主な電力を環境性に優れたLNG・ガス火力発電へ変更(2021年6月21日発表)
https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/newsreleases/2021/06/21/1968207372/
※本内容は発表時点の情報です。その後、予告せず変更となる場合があります。
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
さくらインターネット株式会社について
代表者:代表取締役社長 田中 邦裕
本 社:大阪府大阪市北区梅田 1 丁目 12 番 12 号
創 業:1996年12月23日
設 立:1999年8月17日
URL :https://www.sakura.ad.jp/corporate/
この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
さくらインターネット株式会社 広報担当
E-mail:press-ml@sakura.ad.jp