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さくらインターネット、生成AI向けプラットフォームサービスの開発を開始
〜クラウド基盤からアプリケーションまで国内完結も可能に〜

 デジタルインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕、以下「さくらインターネット」)は、生成AI向けのプラットフォームサービスを提供予定です。

 このたび開発をするプラットフォームでは、AIアプリケーションとLLMをはじめとする基盤モデル、生成AI向けクラウドサービス「高火力」を繋ぐためのAPI※1とRAG※2向けのベクトルデータベースを提供します。これらを活用することで、「高火力」を活用したAIアプリケーションの開発が従来より容易になります。

イメージ図

 本プラットフォームにて選択可能な基盤モデルとして、日本電気株式会社が開発した生成AI「cotomi(コトミ)」を提供するため基本合意契約を同社と合意しました。
 当社は「cotomi(コトミ)」を始めに、今後も国内外問わずさまざまな企業と連携し、本プラットフォームにおける基盤モデルの選択肢を増やす予定です。本取り組みにより、AIアプリケーションの開発事業者は選択する基盤モデルによって、アプリケーション内でのデータの通信や保管を日本国内で完結させることができるようになります。

 さくらインターネットは今後も高まるAI需要に応えられるよう、生成AIの継続的な発展へ寄与してまいります。

※1 Application Programming Interface / 異なるアプリケーション間で機能を共有する仕組み。
※2 Retrieval Augmented Generation / データベースから検索し、LLMに回答を生成させる技術。検索拡張生成。

エンドースメント

このたびの発表にあたり、コメントをいただいています。

NEC Corporate SVP 山田 昭雄さま

さくらインターネットの国産AIプラットフォームに最初のパートナーとして、cotomiを搭載し、協業を深化できることをうれしく思います。NECはこのパートナーシップを通して、安全・安心でグリーンな生成AIの提供により、業務変革を実現していきます。

関連情報

NEC、さくらインターネットと生成AIプラットフォーム領域で協業
~NECの生成AI「cotomi」のさくらインターネットのAIプラットフォームサービス上で提供~
(2024年11月25日発表)
https://jpn.nec.com/press/202411/20241125_01.html

さくらインターネット株式会社について

代表者:代表取締役社長 田中 邦裕
本 社:大阪府⼤阪市北区⼤深町6番38号 グラングリーン⼤阪 北館 JAM BASE 3階
創 業:1996年12月23日
設 立:1999年8月17日
URL :https://www.sakura.ad.jp/corporate/

この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

さくらインターネット株式会社 広報担当
問い合わせフォーム:https://sakura.f-form.com/sakurapr

この件に関するサービスについてのお問い合わせ先

Email:gen-ai-platform-info@sakura.ad.jp

 

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