あけましておめでとうございます。
平素より、さくらインターネットグループに格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
さくらインターネットグループの各代表における2025年の年頭所感を掲載します。
本年もさくらインターネットグループをどうぞよろしくお願いいたします。
さくらインターネット株式会社
あけましておめでとうございます。
昨年は旺盛なGPU需要を背景に、大規模な投資計画の発表や「高火力 PHY」を始めとした新たなGPUリソースサービスの提供、採用の強化などを行い、当社の成長の実現に努めてまいりました。当社は人員数、データセンターの設計などにおいて常に「余白の経営」を実施することで、市場の需要に迅速に対応しています。
その余白の経営の一つとして、当社は昨年グラングリーン大阪に本社を移転するとともに、オープンイノベーションのための施設「Blooming Camp」を開所しました。そして今年は大阪にて大阪・関西万博が開催されます。当社も大阪に本社を置く関西発の企業として、またデジタルインフラ企業として、大阪・関西万博を応援しています。
一方で、各国が重要な資産であるデータを取り扱うクラウドサービスについて再考する中、日本に対しアジアの発展におけるハブとしての期待がさらに高まっています。この状況は、日本の地政学的な優位性と品質の信頼性を備えた新しい「オルタナティブな選択」として、日本が注目されるチャンスだとも捉えております。
今年も当社はよりよいデジタルインフラサービスをお客さまに提供し、グローバルにおけるデジタル社会の持続的な発展に貢献できるよう邁進してまいります。
さくらインターネット株式会社
代表取締役社長 田中 邦裕
アイティーエム株式会社
あけましておめでとうございます。
昨年は当社にとって大きな変革の始まりの年となりました。創業以来約25年間、ITシステム運用を中核事業としてきた当社は、AI、クラウド、エッジコンピューティングなどのIT業界における急速な技術革新や、高まるサイバーセキュリティの重要性を踏まえ、事業構造の変革を進めてまいりました。
この変革は、長年にわたって続いてきた事業を短期間でシフトするというチャレンジングな取り組みですが、社員一人一人の努力により、成果が表れ始めています。
新規のお客様との取引拡大や、さくらインターネットおよび各グループ会社との連携案件の増加、さらには北海道、関西、九州などへの地域展開も順調に進んでいます。
2025年は、この変革をさらに加速させ、クラウドとサイバーセキュリティを中核とした新たなITMの姿を獲得できる年としてまいります。変革期の困難もありますが、社員一人一人の力を結集し、当社の価値向上を目指してまいります。今年もよろしくお願いいたします。
アイティーエム株式会社
代表取締役社長 河本 剛志
ゲヒルン株式会社
あけましておめでとうございます。
ゲヒルン株式会社は、安全保障(Security)を軸に、情報セキュリティや防災の分野で研究開発に取り組んでおります。2019年にリリースした「特務機関NERV防災アプリ」は、多くの方々にご利用いただき、累計645万回のダウンロード※を達成しております。
昨年は、能登半島地震や南海トラフ地震臨時情報が発表されるなど、災害への備えの重要性が再認識されました。デジタル技術の進化により、情報伝達の速度が向上し、解決策の幅も広がる一方で、防災や危機管理の分野でのコミュニティづくりの重要性が一層高まっています。
2025年は、当社の「日本をもっと安全にする」というミッションのもと、私たちのプロダクトを通じて、さらなるコミュニティ形成を推進し、豊かな社会の基盤となる「安全」に向けた取り組みを強化してまいります。
本年も変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
※2024年11月29日時点
ゲヒルン株式会社
専務取締役 糠谷 崇志
ビットスター株式会社
あけましておめでとうございます。
2024年を振り返ると、各種要因に伴う物価高や人材難が騒がれた一年だったのではないでしょうか。
コンピュータ産業は、大別すると「コスト削減」のためと、DX化に伴う「新規事業創造」のための2つの側面から発展し、近年はインターネットの力を利用して更に加速、成長した業種ともいえるでしょう。では、これからどうなるのでしょうか。
日本の「失われた30年」の間に、「コスト削減」の側面においては、企業も個人も限界まで最適化されました。今後、デジタルの力は「新規事業創造」などの、ビジネス拡大に利用される場面が増えてくると想像します。AIなどは、特に上記に挙げたようなビジネス拡大に対して非常に向いていると考えます。本年は、豊富になりつつある計算資源を背景に日本国内のAI産業も成長を遂げ、我々の社会生活にも実装される年になるのではないでしょうか。
当社においては、AIの社会実装領域や社会のデジタル化を更に進め、お客さまのビジネス拡大を支える企業として成長していく所存です。本年もどうぞよろしくお願いします。
ビットスター株式会社
代表取締役社長 前田 章博
プラナスソリューションズ株式会社
あけましておめでとうございます。
昨年は生成AIを中心としたGPU市場の大きな盛り上がりを体感した一年でした。皆さまの身の回りにおいても少しずつではありますが、AIの利活用を体感されているのではないでしょうか。そんな中、プラナスソリューションズ株式会社ではいくつかの大型の案件を受注させていただき、市場にもトピックスとして取り上げていただくことができました。関係者の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
プラナスソリューションズは、「関わっていただいた皆様を幸せにする」を社是として、誰もが使いやすいHPC環境※をお客様と共に作り上げていく会社です。ニーズや課題に応じて、最適な環境を構築するため、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどのあらゆる要素をベンダーフリーでシームレスに提供いたします。
そして、GPUのみならず、大規模基盤構築や先端技術提供において、数多くの実績を有してまいりました。今後も更なる飛躍に向けて尽力してまいります。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
※ハイパフォーマンスコンピューティングの略。複雑な計算やデータ処理を高速で行う環境。
プラナスソリューションズ株式会社
代表取締役社長 臼井 宏典
BBSakura Networks株式会社
あけましておめでとうございます。
2024年は、BBSakura Networksにとって飛躍の年となりました。「ネットワークをプログラマブルにする」というコンセプトのもと、2022年に始動したNetwork as a Service(NaaS)基盤「OCX」の展開先データセンターは40拠点を超え、「ガバメントクラウド」への接続を進める自治体に採択されるなど、官民問わず多くのお客さまのインフラ基盤としてご利用いただいています。
生成AIの活用が進む中、ネットワークやソフトウェアの重要性は一層高まっています。当社は、すべての「モノ」がつながる社会を支えるテクノロジーカンパニーとして、OCXを基盤にソフトウェアで制御可能な次世代ネットワークの実現を目指します。
BBSakura Networks株式会社
代表取締役社長 兼 CEO 佐々木 秀幸
IzumoBASE株式会社
あけましておめでとうございます。
2024年も生成AIが多くの話題を集める年になりました。その驚異的な進化を目の当たりにする一方で、課題も急速に現実のものとなっています。中でも注目しているのが「データ不足」です。生成AIは学習に膨大なデータを必要としますが、そのデータがすでに不足しはじめ、AIの性能向上に制約がかかりつつある状況が報告されています。このことは生成AIの進化の凄まじさとデータの重要性を如実に表しています。
ただ、これを解決するために「とにかくデータを集めれば良い」というわけではありません。無分別なデータ収集はプライバシーやセキュリティ上の問題を引き起こす可能性があります。重要なのは、データを安全に収集・保管し、安心して利用できる環境を整備することです。
IzumoBASEは、暗号化や秘密分散などセキュリティとプライバシー保護においてこれまで取り組んできた技術を活かし、生成AIをはじめとするさまざまなシステムのさらなる進化を支えるデータインフラを提供していきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
IzumoBASE株式会社
代表取締役社長 荒川 淳平
株式会社Tellus
あけましておめでとうございます。
株式会社Tellusは、お陰様で2024年4月にさくらインターネット株式会社からカーブアウト※する形にて独立の上、さくらインターネットグループの一員となりました。
世間では日本経済は「失われた30年」などと言われております。しかし、日本ほど安全安心な環境でかつ、優秀な人材がいる国は世界ではまれだと思いますし、今後も成長の可能性に満ちた国であると確信しています。我々、Tellusは、宇宙産業が日本経済をけん引し、日本文化を世界に発信できる「次の基幹産業」になることを信じて、「宇宙×ITで新しい価値を創造する」をモットーに事業を展開していきます。さらに、衛星データのビジネス利用分野としては、GX、AI分野などにチャレンジしていきます。
これらを実現するためにも、我々は仕事を楽しみながら妥協せずに取り組む「遊び心のあるプロフェッショナルなチーム」でありたいと思っています。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
※分社化
株式会社Tellus
代表取締役社長 山﨑 秀人
この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
さくらインターネット株式会社 広報担当
問い合わせフォーム:https://sakura.f-form.com/sakurapr