北海道石狩市とクラウドコンピューティングサービスを提供するさくらインターネット株式会社は、「デジタルトランスフォーメーションの推進及び脱炭素等のイノベーションによる地域活性化に関する包括連携協定」(以下、「本協定」)を、2021年9月30日に締結しました。
本協定は、2018年3月30日に締結した「IoTなどの情報技術を活用した地域活性化に関する包括連携協定」を更に高いレベルに進め、地域でのデジタルトランスフォーメーション(以下、「DX」)推進を目指すことを目的としています。
また石狩市は、再生可能エネルギー(以下、「再エネ」)による「エネルギーの地産地消」を通じた「石狩版地域循環共生圏」として、地元でできた再エネを使えるエリアの実現に取り組んでいます。さくらインターネットも本協定を通じ、石狩データセンターの脱炭素化を含めた相互協力の枠組みを検討してまいります。
「石狩版地域循環共生圏」について
石狩市では、地域の再エネを上手に使い、地域で作ったエネルギーを地域で使う「エネルギーの地産地消」を通じて、環境を守るのと同時に地域を元気にする、「石狩版地域循環共生圏」の構築を目指しています。
この「石狩版地域循環共生圏」の実現により、二酸化炭素の排出を減らして地球温暖化を防ぎながら、地域の発展も実現できるよう、取り組みを進めています。
地元でできた再エネを使えるエリアの実現
- 世界では、再エネに注目が集まり、再エネを使って事業がしたいという企業が増えています。
- そうした企業に、「石狩で事業がしたい」と思ってもらえるように、100%再エネで事業ができるエリア(再エネ100%エリア)の実現を目指します。
「石狩版地域循環共生圏」についての詳しい情報は、こちらをご参照ください。
https://www.city.ishikari.hokkaido.jp/soshiki/kouwank/51381.html
石狩データセンターについて
さくらインターネットが運営する北海道石狩市の石狩データセンターは、クラウドコンピューティングに最適化した大規模データセンターとして2011年11月に開所しました。北海道の冷涼な外気を活用した外気冷房によるエネルギー効率の向上、建物から設備にいたるまでの徹底したモジュール設計による柔軟性、東京ドーム約1個分という広大な敷地によるスケールメリットが特長です。
さくらインターネットは「『やりたいこと』を『できる』に変える」という企業理念のもと、今後もサステナブルなデータセンター運営を通じて、社会のDXを支えてまいります。
参考情報(プレスリリース)
- 北海道石狩市とさくらインターネット、IoTなどの情報技術を活用した地域活性化に関する包括連携協定を締結〜4月よりLoRaを利用した河川水位計測システムの試行運用開始〜
https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/pressreleases/2018/03/30/90212/
石狩市への報道関係のお問い合わせ先
北海道石狩市企画経済部企業連携推進課(加藤・佐々木)
E-mail:kouwank@city.ishikari.hokkaido.jp
TEL:0133-72-3158
FAX:0133-74-5581