さくらインターネットと藤女子大学が授業協力の協定締結
〜プロジェクトマネジメント講義における連携開始〜

　インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：田中 邦裕）と、学校法人藤学園 藤女子大学（花川キャンパス：北海道石狩市、学長：ハンス ユーゲン・マルクス）は、教育研究推進にむけた連携協力に関する協定を締結し、「プロジェクトマネジメントⅡ」^※１講義における連携を開始しました。

　「プロジェクトマネジメントⅡ 」では、学生はさくらインターネットの社員とともに16歳以下を対象としたプログラミングコンテスト運営に企画から関わり、プロジェクトマネジメントを学びながら、プログラミングについても知識を習得していきます。　

　本連携に関してさくらインターネットでは、学生がプロジェクトマネジメントスキルだけでなくプログラミングについて基礎知識を得ることが実現するため、これからの社会を支える学生に対する情報活用能力育成の一助となればと授業協力を開始しました。

　今年度は、同講義で、さくらインターネットが主催し、藤女子大学人間生活学部人間生活学科が共催するイベント「U-16プログラミングコンテスト石狩大会」^※２をたちあげ、学生はイベントの企画・運営に携わりながら、企業の社会課題への向き合い方を学びつつ、プロジェクトをマネジメントする体験をしています。

　デジタルトランスフォーメーション（DX）が進む社会で、インターネットテクノロジーを前提とする様々なサービスやシステムが生活に溶け込んでいます。2020年度からは、小学校でのプログラミング教育が必修化されました。さくらインターネットは今後もさらにこのような協力体制を拡大し、「『やりたいこと』を『できる』に変える」という企業理念のもと、教育を通じてこれからの社会で活躍できる人材の育成を支援していく予定です。

※１　「プロジェクトマネジメントⅡ」について
藤女子大学人間生活学部人間生活学科プロジェクトマネジメント専修の基盤講義「プロジェクトマネジメントⅡ」（３年次開講）は、講義と実践を併せ持つ通年型の授業で、本授業をとおして、学生がプロジェクトマネジメントに必要な意識、技能、学び方等を認識することが到達目標となります。プロジェクトマネジメントの座学とともに、企業や行政、NPOの活動をテーマに沿って探索学習をすることで学びを深めることが特徴です。

※2　「U-16プログラミングコンテスト石狩大会」について
2020年10月18日（日）に、遠隔で開催。U-16プログラミングコンテスト（略U-16プロコン）は、16歳以下までの子どもを対象にしたIT系教育イベント。作品を発表することで地域の大人やプロのエンジニアなどから褒め称えてもらい、プログラミングやデジタル作品作りに親しんでもらうことが目的で、昨年は全国12箇所で開催、北海道では旭川、札幌、釧路、帯広、函館で開催され、全道大会も実施されました。2011年に旭川で初めての大会が開かれ、9年の歴史があります。石狩大会の開催は今回が初めてで、ウェブページや自作プログラムなどの作品を審査する作品部門を開催する予定です。

＜参考情報＞

さくらインターネットについて

さくらインターネット株式会社は、日本のインターネット黎明期からデータセンター事業を展開しており、通信環境を左右する回線容量は、国内事業者では最大級。現在は大阪と東京、北海道（石狩）の３都市に５つのデータセンターを運営しています。個人から法人、エンタープライズまでさまざまなお客さまのニーズに合わせ、コストパフォーマンスに優れたインターネットインフラサービスを提供しています。

藤女子大学人間生活学部人間生活学科について（花川キャンパス）

藤女子大学人間生活学部人間生活学科は、「現代家政」「社会福祉」「プロジェクトマネジメント」の3専修体制で、伝統ある女子教育（家政学）を基盤として、現代社会の生活課題や、その問題解決に取り組み、地域に貢献できる人材の育成を目指しています。学生は3専修から自分に合った学修プランをつくり、マネジメントをしながら4年間をかけて自律的に学んでいきます。

 

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