ミッションは
オフィスという箱を作ることではなく、
働き方を作ること

総務

ユウ 昌日YUU CHANGIL

2014年入社 / 中途

前職は韓国系のIT会社に入社。コールセンターやSEなどのフロントオフィスを経験したのち、ファシリティ管理や人事、労務業務などのバックオフィスを経験。約7年半勤務したのち、2014年9月にさくらインターネットに中途入社。現在はコーポレート本部に所属し、ファシリティ管理を担う。

現在の担当業務を教えてください。

従業員の環境作りがメインの業務で、事務所の増床や移転における計画立案から構築までを担当しています。ワークスペースをレイアウトし、必要な設備や備品を準備するなど、ファシリティ全般ですね。当社は事務所の開設や増床が多く、レイアウト変更なども含めると私が入社してから年に平均1~2回は行っています。

ファシリティを管理する上で心がけていることは?

さまざまな立場の従業員の要望をヒアリングし、バランスを取って設備に落とし込むことです。たとえば「会議室が足りないから増やそう」という意見があったとき、本当にそれがベストな解決策なのかを考えます。会議そのものはオンラインでもできるし、なんなら会議室という閉じた空間で会議をするのは情報が限定されるデメリットもありますから。かと言って会議室が不要かといえばそうではないので、「会議室はなるべく作らず、代わりにオープンスペースを多く設ける」といった現実的な落としどころを探ります。

2020年にリモートになり、変わったことは?

2017年頃までは従業員をどんどん増やして、オフィスを拡張していました。しかし2020年以降はコロナの影響とDXの観点から、リモートワークを強力に推進することになり、リアルなワークスペースを減らしました。しかし、リモートワークの影響でコミュニケーション量が足りないという課題が浮き彫りになったんですね。そこで、オンラインだけでは実現できない、リアルに価値のあるコミュニケーションを復活させるべく、沖縄に新しい拠点をつくりました作る予定です。

ユウさんの出社の頻度は?

当社はリモートワーク前提の働き方を推奨しているので、業務としては出社する必要はありません。ただ私自身は、設備を利用する方にとって、私が設備周辺にいたほうが何かと便利だと思うので、なるべく出社しています。どんな方が来ても挨拶はするし、できるだけ声をかけるようにしていますね。リモートワーク中心になってから入社した方は出社の機会が少ないので、私が声をかけることによって安心してくれたらいいなと思って。

入社以前の経歴を教えてください。

大学では化学を専攻していて、卒業後は知人がいたこともあり、韓国系のセキュリティソフトウェアの会社に入社しました。私は在日韓国人で、生まれ育ちは日本だけど韓国語が話せるんです。そのため、韓国のエンジニアと顧客をつないだり、日本の環境で検証をしたりといった業務を行っていました。最初の3年はコールセンターやSEを経験し、後半は総務側の業務を担当していましたね。約7年半勤めたんですが、会社が日本から撤退することになったので転職活動を始めました。

転職先にさくらインターネットを選んだ理由は?

前職で取引があったエンジニアの方々からいい評判を聞いていたし、クラウドからハウジングまで多角的なサービスを提供しているところが面白いと思って応募しました。面接を受けたら面接官の方がとてもフランクで、「君、面白いね~」みたいなことを言われて。こういうコミュニケーションをとる会社なら働きやすいだろうな、と思いました。

実際に入社しての感想は?

風通しの良さはイメージ通りです。上司を「さん付け」で呼んだり、社長室がなかったり。飲み会やたこ焼きパーティーなどイベントにも力を入れていて、社長も参加していました。当時は今よりもベンチャー感が強くかったですが、、IoTや宇宙ビジネスなど、本業以外にもチャレンジする社風は受け継がれていると思います。

この仕事のやりがいは?

施設は作り上げるまでに時間がかかるし苦労もしますが、そのぶん、出来上がったときの達成感は大きいです。また、実際に使った方から感謝の言葉をいただくと嬉しいですね。皆さんの要望を聞いて作ったからこそ、その喜びを共有できたときはやりがいを感じます。

ほかに嬉しかったことはありますか?

施設は作り上げるまでに時間がかかるし苦労もしますが、そのぶん、出来上がったときの達成感は大きいです。また、実際に使った方から感謝の言葉をいただくと嬉しいですね。皆さんの要望を聞いて作ったからこそ、その喜びを共有できたときはやりがいを感じます。

仕事をする上で大変なことは?

よく出社する人、ほとんどオンラインの人、他の地域から出張で来る人など、それぞれの立場によって求める要素が違います。そのため全員が働きやすい環境を作るのは難しいですね。最初の頃は皆さんの意見を取り入れすぎてどこにでもあるようなオフィスになってしまい、「尖りがないよね」と言われたりも……。そのバランスは今も修行中です。

さくらインターネットの魅力は?

誤解を恐れずに言えば、「与えられた仕事をするだけの人」にとってはそこまで面白い会社ではないと思います。ただ、実現したいことがある人にとっては間違いなく面白い会社です。

今後の目標は?

私のミッションは箱を作ることではなく、働き方を作ることです。働く人たちが何を望んでいるのか、どういう働き方をしてどう成長したいのか、そういったところまで常に考えて動いています。ファシリティを通じて、そういったビジョンやミッションを皆さんに伝えていきたいですね。

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